ミニピルを飲むと生理はどうなる？止まるって本当？｜メディカルポスト

ミニピル服用中、もしくは今後ミニピルを検討されている方の中には「生理が止まってしまって不安」「生理を止めるためにミニピルを飲んでもいいのかな」など、ミニピル服用で生理がどうなるのか気になっている方も多いのではないでしょうか？

この記事では、ミニピルの種類ごとに異なる出血パターンや生理が止まる（＝無月経）可能性について詳しく解説します。

※この記事では「生理」という表現を使用しますが、メディカルポスト内では主に「月経」という表現を使用しています。

ミニピルとは

ミニピル（Progestogen-only Pill: POP）は、プロゲステロン（黄体ホルモン）のみを含む経口避妊薬です。

一般的に「ピル」として知られている低用量ピル（エストロゲンとプロゲステロンを含む薬剤）は排卵抑制を主な作用としますが、ミニピルは種類によって排卵抑制の有無が異なり、子宮内膜や子宮頸管粘液に作用して避妊効果を発揮します。

ミニピルは、ピルを服用したいけれども、年齢、体質、生活習慣などで低用量ピルの服用が難しい方に選ばれています。

ミニピル服用による生理はどうなる？

ミニピルの服用による生理の変化は個人差が大きく、生理が止まる人（＝無月経）、いつも通りの頻度で生理がくる人、生理とは別に不正出血が起こる人などさまざまです。

生理が止まったり不規則になったりすることで、不安を感じる方もいらっしゃいますが、これは一時的な症状であるケースが多いです。また、ミニピルによる不正出血や無月経が発生しても、健康上の問題はほとんどありません。

服用者の体質のほか、ミニピルに含まれる黄体ホルモンの種類により生理の変化が異なることがあり、一般的には以下の傾向が見られます。

参考：Faculty of Sexual & Reproductive Healthcare (FSRH). Progestogen-only Pills: Clinical Guideline (August 2022, Amended July 2023).

生理の変化は予測が困難

このように、ミニピル服用による生理の変化は個人差が大きく、予測が難しいのが実情です。数ヶ月の服用を経て、生理周期が安定したり、生理がなくなったりするケースも少なくありません。

出血が多すぎる、または全くなくて不安な場合は、服用するミニピルの種類の変更で症状が改善することもあります。不安な点がある場合は、医療機関にご相談ください。

ミニピルは生理が止まる？

ミニピルの種類によっては、20～30%程度の確率で生理が止まる場合があります。

ただし、あくまで副作用の一つであり、生理を止めることを目的として服用するものではありません。ミニピル服用による生理の変化に不安を感じる方は、医師に相談しましょう。

メディカルポストで取り扱いのあるミニピル

ミニピルの種類に応じて生理のパターンが異なる場合があります。上記は一般的な傾向ですが、体質や年齢、健康状態によって個人差がありますので、あくまで参考としてご覧ください。

メディカルポストでは、お一人お一人の体質に合わせたお薬を処方するために、3種類のミニピルをご用意しています。ご自身に合ったピル探しについては、お気軽に医師にご相談ください。

ミニピルのその他のデメリットや特徴については下記の記事をご参照ください。

ミニピルの効果と副作用

ミニピルの不安をいつでも相談できるメディカルポスト

メディカルポストでは、ミニピルをご不安なく服用いただけるよう、さまざまなサポートを行っています。

普段お使いのLINEだけで予約から診察まで完結するため、専用アプリをインストールする手間もなく、夜22時まで（最終受付21：30）までオンライン診療が可能です。

プライバシーに配慮した梱包でお薬をお届けし、2回目以降の診察料は無料となるため、安心して継続的にご利用いただけます。

現在、ミニピルは取り扱いしているクリニックが少ないのが現状です。近くに取り扱い医療機関が少なくお困りの方は、お気軽に当サービスをご利用ください。