低用量ピルを避妊目的で処方してもらうには?言いづらい時はどうする?

低用量ピルを避妊目的で処方するには?言いづらい時はどうすればいい?メディカルポストの産婦人科専門医が解説

避妊目的で低用量ピルを飲みたいけれども、クリニックでどう伝えれば避妊用のピルを処方してもらえるのか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

低用量ピルは「経口避妊薬」とも呼ばれており、避妊目的のみで処方してもらうことが可能です。そのため、医師の診察時には避妊目的での服用を希望している旨を伝えましょう。この記事では、避妊目的であることを伝えにくいときにはどうしたらいいのか、服用した場合は何日目から避妊効果が発揮されるのか、避妊できる仕組みなどを解説します。

低用量ピルを避妊目的で処方してもらうには?

避妊目的で低用量ピルを処方してもらう場合は、「避妊のために、低用量ピルの服用を検討しています」と医師に伝えてください。低用量ピルは経口避妊薬とも呼ばれている、避妊効果に優れたホルモン剤です。月経トラブルがない場合でも、避妊のために服用いただけます。

避妊目的にも関わらず、月経トラブルの改善が目的であると伝えてしまうと、適切な指導と、目的に合ったピル処方が受けられません。ピルの中には、月経トラブルの改善効果はあるけれども、避妊効果が認められていない薬剤も存在するため、診察では避妊を目的としていることをきちんと伝えましょう。

避妊目的のピル受診が言いづらい場合はオンライン購入がおすすめ

低用量ピルによる避妊は自分の身体と健康を守る大切な行為ですが、避妊だけのために低用量ピルの処方をお願いするのは恥ずかしい、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。クリニック受診時に口に出しにくい場合は、問診票などに書いておいてもよいでしょう。

「そもそも、クリニックでの対面受診に緊張する」「低用量ピルを婦人科に貰いに行っていることがバレたくない」などの場合は、オンライン診療サービスを利用するのも選択肢の1つです。

メディカルポストは、夜間22時まで専門医による診療とピル処方をLINEにて行っています。オンライン診療では、処方に関する最低限の問診のみを行い、余計な詮索などは一切いたしません。女性主体の避妊法として低用量ピルの服用を検討されている方は、遠慮なくご相談ください。

低用量ピルの避妊効果は服用から何日目?

低用量ピルの避妊効果は何日目から?

月経(生理)が始まった1日目から服用を開始するDay1スタートピルの場合は、服用を開始した当日から避妊効果が発揮されます。ただし、初めて低用量ピルを使用する場合や、ピルの服用をしばらく中断した後に再開する場合は、数日間はコンドームなどの避妊が必要な場合があります。医師の指示に従いましょう。

一方、月経が始まった週の日曜日から服用を始めるSundayスタートピルの場合は、服用し始めた日から7日目以降に避妊効果が発揮されます。それまでは、追加の避妊を行ってください。

低用量ピルを飲むとなぜ避妊できるの?3つの仕組みを解説

  1. 排卵が抑制される
  2. 精子の子宮内への進入が阻止される
  3. 受精卵の子宮内膜への着床が阻止される

低用量ピルに含まれるホルモンの作用により、上記の3つの仕組みで望まない妊娠を防ぎます。

01.排卵が抑制される

人工的にホルモンバランスのコントロールを行っていない場合、女性の体内では約1カ月に1回、卵巣から卵子が排出されます。これを排卵といいます。低用量ピルを服用すると排卵が抑制されるため、もしも精子が卵管内に進入 してきたとしても、卵子が精子と結びつく「受精」ができません。

02.精子の子宮内への進入が阻止される

精子が子宮内に到達するためには、子宮頸管を通り抜けなくてはいけません。頸管粘液は、排卵期には精子が通過しやすい状態に、排卵期以外には精子の進入がしにくい状態に変化します。

低用量ピルに含まれるホルモンは、排卵期以外の状態を常に保持し、頸管粘液の粘稠度を高めて精子の進入を阻止します。

03.受精卵の子宮内膜への着床が阻止される

妊娠を望む場合、精子が子宮頸管を通り抜けて卵子に結びつき受精した後、受精卵を子宮内膜に着床させる必要があります。

子宮内膜は、受精卵のベッドのような役割を担いますが、低用量ピルは子宮内膜を薄くし、着床しにくい状態に変化させます。これにより、もし受精してしまった場合でも、妊娠を防ぐことが可能です。

超低用量ピルには避妊効果はない?

超低用量ピルに対する避妊効果の臨床試験は行われていないため、避妊目的での超低用量ピルの使用は認められていません。

低用量ピルが「OC(Oral Contraceptives)」つまり経口避妊薬であるのに対し、超低容量ピルは「LEP(Low dose Estrogen Progestin)」つまり低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬として区別されています。

超低用量ピルの主な使用目的は、月経困難症や子宮内膜症など女性特有の疾患の治療です。

40代の方はピルの代わりにミニピルがおすすめ

40代以降の方で、避妊目的で初めてピルの服用を希望している方は、血栓症等のリスクが少ないミニピルの服用がおすすめです。メディカルポストでは、40歳以上50歳未満の方で新しくピルの服用を検討している方には、ミニピルの処方を行っております。

ぜひお気軽にご相談ください。

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よくある質問

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低用量ピル服用時の妊娠確率はどれくらいですか?

低用量ピルを正しい服用方法で継続した場合、服用中に妊娠する可能性はわずか0.03%です。コンドームを使用した場合の避妊率は理想的な使用方法でおよそ約3%、一般的な使用方法で約15%のため、低用量ピルは避妊効果に優れているといえます。

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低用量ピルを飲む時間がバラバラな避妊効果はありますか?

2~3時間程度のずれであれば、避妊効果が大幅に低下することはありません。しかし、毎日の服用時間に半日程度のばらつきがある場合は、正しい避妊効果を得られないほか、不正出血が起こりやすくなる可能性があります。できる限り、毎日決まった時間に服用を続けるようにしましょう。

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ピル中止後、排卵は最短で何日後に起こりますか?

低用量ピルの服用中止直後は一時的にホルモンバランスが乱れるため、排卵日の予測が困難です。最短約10~14日程度で排卵が起こるケースもありますが、個人差が大きいため一概には言えません。ただし、9割の方が3カ月以内に通常の排卵周期に戻っています。

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低用量ピルの休薬期間中でも避妊効果は続いていますか?

休薬期間に入るまでの服用が正しく行われていた場合、休薬期間中でも低用量ピルの避妊効果は持続します。指定された休薬期間を過ぎると避妊効果は低下するため、服用再開の日にちは忘れないようにしましょう。

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