ヘルペス(口唇/性器)とはHerpes

  1. ホーム
  2. 婦人科診療の内容
  3. 性感染症(STD/性病)とは
  4. ヘルペス(口唇/性器)とは

ヘルペス(口唇/性器)がうつる原因は?症状・薬・治療期間等について

ヘルペスとは?

デリケートゾーンや唇、口の周りなどにぶつぶつとした小さな水ぶくれができてしまう「ヘルペス」は、性交渉を通じて感染するリスクのある病気です。ヘルペスは再発率が高く、一度感染すると約8割の方が1年以内に再発するともいわれています。

またヘルペスは、その感染力の高さが特徴です。性交渉はもちろん、日常生活でも感染する恐れがあるため、感染経路の確認と予防、感染した際の検査・治療などについてしっかりと確認しておきましょう。

ページの監修医師

ページの監修医師加村和雄院長

池袋アイリス婦人科クリニック 加村和雄(かむらかずお)院長

1998年埼玉医科大学医学部卒業。病院やクリニックにて、日本産科婦人科学会専門医として研鑽を重ね、池袋アイリス婦人科クリニックを開院。

目次

ヘルペスとは

ヘルペスは、性交渉をはじめとする接触で、「単純ヘルペスウイルス(HSV)」と呼ばれるウイルスに感染し発症する病気です。
HSVに感染すると口や唇、性器などに小さな水泡(水ぶくれ)がたくさんでき、痛みや腫れ、発熱などを生じます。

ヘルペスの原因ウイルス

単純ヘルペスには1型と2型がある。1型が唇など、2型が性器に感染する。

感染症を引き起こすヘルペスウイルスは、大きく以下の2種類です。

  • ・単純ヘルペスウイルス(HSV)
  • ・水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)

口唇ヘルペスや性器ヘルペスを引き起こすウイルスは、「単純ヘルペスウイルス(HSV)」となります。同じヘルペスといっても、HSVとVZVは別のウイルスで、発症する症状も治療方法も異なるのです。

単純ヘルペスウイルス(HSV)とは

単純ヘルペスウイルス(HSV)は、「1型(HSV-1)」と「2型(HSV-2)」の2種類に分類されます。

  • ・1型(HSV-1):口唇ヘルペス、ヘルペス角膜炎の原因となりやすい
  • ・2型(HSV-2):性器ヘルペスの原因となりやすい

1型は感染後の潜伏場所が頭部の神経となるため、1型に感染すると「口唇ヘルペス」を引き起こしやすいといわれます。対して2型は、潜伏場所が臀部(お尻)周辺の神経となるため、「性器ヘルペス」になることが多いといわれます。

ただ、オーラルセックスが一般化した昨今は、1型・2型を問わず、口周りやデリケートゾーンの感染例が増えていることから、その区別はなくなりつつあるといわれています。

再発率が高いHSV-2

ヘルペスは非常に「再発」率が高い病気ですが、中でも2型(HSV-2)は1型(HSV-1)と比べて再発率が高いといわれています。2型は主に性交渉が感染経路ですので、性器ヘルペスが何度も再発する場合は、2型に感染している可能性が高いといえるでしょう。

水痘・帯状ヘルペス(VZV)とは

「水痘・帯状ヘルペス(VZV)」は、水ぼうそうや帯状疱疹(たいじょうほうしん)を引き起こすヘルペスウイルスです。感染することで幼児の水ぼうそう、成人の帯状疱疹を引き起こします。

ヘルペスと帯状疱疹の違いは?

帯状疱疹は性交渉では感染せず再発の可能性も極めて低いが、強い神経痛などの後遺症が残る恐れが。発症したら必ず医療機関へ。

ヘルペス(HSV)は、感染すると口周りやデリケートゾーンに多数の水ぶくれが現れます。対して帯状疱疹の場合は、強い痛みを感じる水ぶくれが多数、必ず身体の片側のみに出るのが大きな特徴です。

水痘・帯状ヘルペス(VZV)は、水ぼうそうの経験がある方ならだれでも体内に潜伏しているウイルスです。VZVは通常、免疫力でその活動が抑えられています。しかしストレスや加齢などで免疫力が低下すると活動を再開し、帯状疱疹を引き起こすのです。

ヘルペスと異なり、帯状疱疹は性交渉で感染することはなく、再発の可能性も極めて低い病気です。しかし、強い神経痛などの後遺症が残る恐れがあります。発症したら、必ず医療機関で診断を受けてください。

ヘルペス(HSV)の感染経路

ヘルペス(HSV)の主な感染経路は以下の通りです。

ヘルペスの感染経路
  • ・感染者と性交渉を行う(キス/オーラルセックスを含む)
  • ・感染者の水ぶくれに接触する
  • ・タオル/食器/トイレを共用する
  • ・感染者と一緒に入浴する
など

HSVは、症状が現れている水ぶくれの部位だけでなく、唾液、涙などの体液にも存在する可能性があります。そのため性交渉はもちろん、タオルやコップの共用、感染者が座った便座の使用、一緒の入浴でもヘルペスに感染する恐れがあるのです。

性交渉でヘルペスに感染

ヘルペスの主な感染経路の一つは、性交渉です。ヘルペスに感染した性器や感染者の体液が触れることで感染します。性交渉を介した感染は2型(HSV-2)が多いといわれますが、2型に感染すると再発する可能性が非常に高くなっています。

口のヘルペスはキスが原因?

唇や口の周りに痛みやかゆみ、水ぶくれがある方とキスをすると、症状が現れている部位や体液を介し、口唇(こうしん)ヘルペスを発症する可能性があります。ヘルペスと疑われる症状が出ている方とのキスは避けてください

またヘルペスは無症状の方も少なくありませんが、無症状であっても、キスや性交渉などで感染する恐れがあるため注意しましょう。

お風呂や出産でも?性交渉以外のヘルペス感染経路

性交渉以外でもお風呂・母子感染・タオルや食器の共用、そして便座からでも感染する可能性が。

極めて感染力の強いヘルペスは、性交渉以外にも、以下のような日常生活を介してうつる可能性があります。

  • ・お風呂
  • ・タオルや食器の共用
  • ・トイレの便座

また、ヘルペスは母子感染の可能性も否定できません。免疫力の低い新生児がヘルペスに感染すると、命にかかわる重篤な病気に進行する恐れがあるため、妊娠中に感染が確認されたら、必ず医師の診断のもと、治療を進めてください

ヘルペスの再発はストレスが原因かも

ヘルペス(HSV)に一度感染すると、現在の医療ではウイルスを完全に排除することができません。そのため一度はヘルペスの症状が治まっても、水ぶくれなどの症状が再発する可能性があります。

ヘルペスが再発する理由はいくつかありますが、免疫力の低下もその一つです。免疫力は、風邪や過労などによる体調変化や生活環境の変化、ストレスなどにより低下する可能性があります。ヘルペスに感染したことがある方は、再発を防ぐためにも、日ごろからストレスフリーな生活を心がけるといいでしょう。

ヘルペス(HSV)の感染率

ヘルペス(HSV)は、感染してから3日から1週間程度の潜伏期間を経て、症状が現れます。ヘルペスに初めて感染することを「初感染」、感染してから初めて症状が現れることを「初発」と呼びます。

ヘルペス(HSV)の潜伏期間

ヘルペス(HSV)は、感染してから3日から1週間程度の潜伏期間を経て、症状が現れます。ヘルペスに初めて感染することを「初感染」、感染してから初めて症状が現れることを「初発」と呼びます。

身体に現れるヘルペス(HSV)の症状

身体に現れるヘルペスの症状を詳しく解説していく。1型では口の周りだけでなく、目や鼻の周りに出ることもある!

ヘルペス(HSV)は、性器に限らず身体のさまざまな部位に痛みを伴う多数の水ぶくれが生じますが、その症状は大きく3つに分かれます。

  • ・急性型:初感染から初発が起こる症状が現れる。
  • ・再発型:潜伏感染していたHSVが再活性して症状が再発する。
  • ・誘発型:初感染した際に無症状で、その後何らかの要因でHSVが再活性化・初発が生じる。

一般的に、「急性型」は強い症状が現れ、再発型・誘発型は症状が軽度だといわれています。またヘルペスの半数以上が再発型となっています。

性器ヘルペス(女性)の症状

女性が性器ヘルペスに感染すると、以下のような症状が現れます。

女性の症状
  • ・デリケートゾーンやお尻、太もも周辺の水ぶくれ、ただれ、かゆみ
  • ・感染部位の強い痛み、神経痛
  • ・激痛による排尿困難や歩行困難
  • ・発熱

性器ヘルペス(男性)の症状

男性が性器ヘルペスで現れる症状は、主に以下の通りです。

男性の症状
  • ・性器周辺の水ぶくれや腫れ、痛み、かゆみ
  • ・感染部位の強い痛み、神経痛
  • ・激痛による排尿困難や歩行困難
  • ・発熱

口や唇にできたヘルペスの症状

口や唇にヘルペスが感染すると、「ヘルペス性口内炎」や「ヘルペス性歯肉口内炎」、「口唇ヘルペス」などを引き起こします。

ヘルペス性口内炎の症状

「ヘルペス性口内炎」は、乳幼児に多くみられる病気です。口内にピリピリとした痛みを感じたり、複数の水ぶくれができたりするほか、発熱を伴う強い痛みが出ることもあります。

感染経路は飛沫感染が多く、乳幼児ほど重症化する恐れがあるといわれているため、お子さんのいるご家庭は注意が必要です。また一度かかると、大人になってからも過労や体調不良を契機に再発しやすいのも特徴です。

ヘルペス性歯肉口内炎の症状

「ヘルペス性歯肉口内炎」も、子どもによくみられる病気です。

発熱やのどの痛み、口内の水ぶくれなどが症状として現れます。前歯部分の歯茎(歯肉)に強い症状が出るのも特徴です。痛みのせいで満足に食事や水分が取れない子どももいるため、お子さんが発症してしまったご家庭では、脱水症状を起こさないよう水分補給を心がけましょう。

「ヘルペス性口内炎」と症状がよく似ており、大人になってから再発しやすい点も同様です。

口唇ヘルペスの症状

「口唇ヘルペス」は、唇やその周辺に複数の水ぶくれが生じます。水ぶくれができる前に、唇周辺にピリピリとした痛みやかゆみを感じる方が多いといわれています。

水ぶくれがよくできる部位は唇ですが、それ以外にも鼻、頬、目の周りなどにもできることがあります。また再発率も高く、年に数回も発症する人もいるほどです。

顔面ヘルペスの症状

1型のヘルペス(HSV-1)は、感染すると顔にある「三叉神経(さんさしんけい)」に潜伏します。その後、口や唇ではなく、顔のほかの部分にも水ぶくれができることを、「顔面ヘルペス」と呼びます。顔面ヘルペスが現れる部位は、鼻・頬・目の周辺が多いです。

のど(咽頭|いんとう)ヘルペスの症状

ヘルペスは口内だけでなくのどに近い粘膜にも感染する。性交渉での感染報告も増加中。

ヘルペスは口内だけでなくのどに近い粘膜にも感染します。のどのヘルペスとして現れる症状は、主に以下の通りです。

  • ・のどの強い痛み
  • ・なにかを飲み込むときの痛み(嚥下痛/えんげつう)
  • ・リンパ節・扁桃腺の腫れ
  • ・摂食障害
  • ・白い膿

これまでは咽頭ヘルペスの原因は飛沫感染が主でしたが、オーラルセックスが一般化した現在は、性交渉での感染報告も増加しています。

母子感染が原因に?新生児のヘルペス脳炎

「ヘルペス脳炎」は、ヘルペスウイルス(HSV)が原因で起こる急性脳炎です。重症化する可能性が高く、死亡する恐れもある病気です。また予後も、寝たきりや認知障害などの後遺症が残ることがあります。

ヘルペス脳炎は主に50代~60代の中高年に多く見られます。しかし、母子感染が原因で、新生児がヘルペス脳炎を発症する可能性もあります。

出産時に妊婦がヘルペスに感染しているからといっても、新生児が必ずヘルペス脳炎にかかるわけではありません。しかし、そのリスクは高くなるため、注意が必要です。

妊娠中にヘルペスの感染が確認されたら?

妊娠中にヘルペスの症状が出たり、ヘルペスの感染が疑われたりする場合は、必ず婦人科や医療機関で検査・治療を行ってください。

ヘルペスは、胎内感染と分娩時の産道感染で新生児にうつる可能性があります。免疫力の低い新生児がヘルペスに感染すると、先天性の障害をもって生まれたり、新生児の命にかかわる病気を発症したりするリスクが高まるのです。

池袋アイリス婦人科クリニックでは、ヘルペスの検査・治療を行っております。ヘルペスの症状が出ている場合はもちろん、少しでも不安な方は、まずは当クリニックまでご相談ください。

ヘルペスは自然治癒する?放置しても大丈夫?

ヘルペスは放置していても自然治癒するが、長期戦。対して、医療機関の処方薬を使用すると短期決戦に。

ヘルペスは放置していても自然治癒します。しかし、自然治癒の場合は、症状が治まるまでに2週間~4週間程度の時間が必要となります。

対して、医療機関で処方してもらった薬を使えば、より早く治すことが可能です。自然治癒を待つよりも、病院できちんと検査・治療を行ったほうがいいことは、いうまでもありません。

ヘルペスは、他人にうつす可能性のある病気です。親しい人間にうつさないためにも、必ず医療機関に相談しましょう。

ヘルペス(HSV)は何科で検査できる?

ヘルペスは婦人科や皮膚科、泌尿器科、性病科で検査可能です。また口唇ヘルペスの場合は耳鼻咽喉科でも検査・治療が可能です。

池袋アイリス婦人科クリニックでも、女性のヘルペス検査を実施しております。プライバシーに配慮した環境で、患者様の思いに沿った検査・治療を行いますので、検査をご希望の方はぜひ当クリニックまでお問い合わせください。

市販のヘルペス検査キットについて

自宅でヘルペスの検査ができる「検査キット」が、インターネットの通販などで販売されています。しかし、ヘルペスに限らず性感染症の検査は、医師が行う医療機関で実施することを強くおすすめします。

検査キットで陽性反応が出た場合、結局医療機関で再検査・治療を行う必要があります。また陰性だったとしても、その検査は専門の医師が行ったわけではなく、信頼性が不十分です。

ヘルペスは正しい検査と治療を行うことが大切です。ヘルペスが疑われる方は、まずはお近くの医療機関にご相談ください。

飲み薬で治る?ヘルペス(HSV)の治療方法

ヘルペスの治療は、主に内服薬(飲み薬)を用います。また症状によっては軟膏などの外用薬(塗り薬)を処方することもあります。

ヘルペス用の飲み薬(抗ウイルス薬)

ヘルペスの内服薬は、ヘルペスウイルスに効果的な抗ウイルス薬を使います。代表的なヘルペスの抗ウイルス薬は下記のとおりです。

ヘルペスの内服薬
  • ・ファムシクロビル(ファムビル)
  • ・バラシクロビル(バルトレックス)
  • ・アシクロビル
など

ヘルペス用の塗り薬(抗生物質)

症状がそこまで強くない場合は、内服薬の代わりに、抗生物質の入った塗り薬を使用することもあります

  • ・ゲンタマイシン(ゲンタシン軟膏)
  • ・ナジフロキサシン(アクアチム軟膏)

なお、塗り薬や飲み薬でも治療効果が見込めない重度のヘルペスの際は、場合によっては入院したうえで点滴治療を行うこともあります。

ヘルペスを早く治す方法と治療期間

ヘルペスの治療期間は個人差がありますが、一般的には抗ウイルス薬を5~10日ほど内服することが多いです。その後、治療経過に応じ薬を追加したり、塗り薬に切り替えたりすることもあります。

ヘルペスを早く治すには、医師の判断に従い、処方された薬をきちんと使うことです。そうすることで症状を軽くし、治るまでの期間を短くすることができます。

チョコラBBが効く?ヘルペス用の市販薬

現在、市販されているヘルペス用の薬は、薬剤師のいる薬局やドラッグストアで購入できる「再発治療薬」のみです。そのため購入できるのは、事前に医師からヘルペスの診断を受けたことのある方だけとなっています。

一部インターネットでは、「口内炎や肌荒れ用の市販薬がヘルペスに効く」といった口コミが見られることもありますが、それらは「再発治療薬」ではなく、治療効果がどれだけあるのかは不透明です。

ヘルペスに感染したら、まずは医師の診断を受けてから、必要に応じ「再発治療薬」の購入を検討したほうがいいでしょう。

ヘルペスが再発しない人はいるの?ヘルペスの再発とは

ヘルペスウイルスは完全排除できず、再発が非常に多いため、再発を防ぐ手段を覚えておこう。

一度でもヘルペスに感染すると、現在の医療では、体内からウイルスを完全に排除することはできません

そのため症状が治まった後でも、ヘルペスウイルスは神経内に潜伏しています

普段は人間の免疫力でウイルスの活動を抑えているため、ヘルペスの症状が出ることはありません。しかし、加齢や体力の低下、疲労、ストレスなどで免疫力が低下すると、潜伏していたヘルペスウイルスが再活性化します。こうしてヘルペスの症状が「再発」するのです。

ヘルペスは再発が非常に多いことで知られていますが、その頻度は個人差が大きいのが特徴です。数年に一度という方もいれば、毎年再発する方、中には一年内に何度もヘルペスになる方もいます。その差は、日常生活の違いで生まれる可能性があります。

ヘルペスを再発させないための注意点

ヘルペスの再発を防ぐには、身体の免疫力・抵抗力を弱めないことが大切です。

食事・運動・睡眠と、普段から規則正しい生活を心がけ、体調が崩れたときは無理をせず、しっかり休むことが大切です。疲労やストレスは、ヘルペスを再発するトリガーとなります。自分のできる範囲で、身体とメンタル双方のケアを行いましょう。

またヘルペスは、症状が現れる前に患部周辺にピリピリとした、神経痛のような違和感が出ることがあります。これはヘルペスウイルスが再活性化したサインの一つです。ヘルペスの前兆といえる違和感を覚えたら、医師に相談の上、早めに薬を使用しましょう。再発時の症状の軽減、治療期間の短縮が期待できます。

ヘルペス再発抑制療法について

「ヘルペス再発抑制療法」とは、その名の通りヘルペスの再発を、投薬によって抑制する方法です。ヘルペスの治療にも使われる抗ウイルス薬を1日1回、毎日1年間服用することで、ヘルペスの再活性化をある程度抑えることができます

ただ、これはあくまで「再発抑制」をするだけで、ヘルペスの再発を完全に防ぐわけではありません。再発抑制療法中であっても、何らかの要因で免疫力や抵抗力が落ちた際に、ヘルペスが再発する可能性があります。しかし、再発したとしてもその症状を軽いものに抑えることができます。

ヘルペス再発抑制療法は、2006年より国内でも保険が適用され、費用負担は月5,000円程度となっています。

ヘルペスは完治しないって本当?

繰り返しになりますが、現代医療において、ヘルペスウイルスを体内から完全に排除することはできません。症状が治まったとしても、ヘルペスウイルスは体内の神経叢に潜伏し、身体の抵抗力が弱まると、再活性化しヘルペスが再発します。

そのため、何よりも予防が大切となります。特に性交渉時のコンドームの使用は、特定のパートナーであっても必ず着用しましょう。

また、完治しないからといって、治療が無意味というわけではありません。むしろ、完治しないからこそ治療がとても大切です。ヘルペスの再発を抑える「ヘルペス再発抑制療法」や、早めの投薬治療で、ヘルペスの症状を軽くし、かつスピーディーに治療することが可能です。

池袋近辺でご就業中の方や、近辺にお住まいの方で、ヘルペスにお悩みの方は、ぜひ池袋アイリス婦人科クリニックでの検査・治療をご検討ください。

ヘルペス(HSV)に関するよくあるご質問

  • ヘルペスは潰すと早く治ると聞きました。本当ですか?

    いいえ。ヘルペスの水ぶくれは潰さないでください。つぶすことで傷跡が残る可能性がありますし、何よりウイルス感染した細胞が付着、飛散し、他人にうつしてしまうリスクも高まります。

  • ヘルペスにサプリメントや漢方薬は効果がありますか?

    ヘルペスの再発を抑制するため、漢方薬を処方する医療機関もあります。ただ、ヘルペスの治療には抗ウイルス薬や抗生物質が不可欠です。サプリメントや漢方薬で劇的な治療効果は、期待できないと思われます。

  • 家族がヘルペスに感染したのですが、うつらないために何に注意したらいいですか?

    ヘルペスは感染力が高いため、性交渉による直接的な接触はもちろん、食器、トイレの便座、タオルなど日用品を介しても感染するリスクがあります。直接的なスキンシップや、タオルや食器類の共用は避けましょう。またご家庭に乳幼児がいる場合は、特に接触や飛沫感染にご注意ください。

  • ヘルペスの予防にアルコール消毒は効果がありますか?

    はい。感染部位に触れてしまった場合などに、アルコール消毒ですぐに洗浄することは、高い予防効果が期待できます。また消毒用アルコールがない場合でも、通常の手洗いでも十分予防効果があります。食器の日用品も洗剤で洗えば問題ありませんし、衣類・タオルは一緒に洗濯して問題ありません。

  • ヘルペスの検査・治療には保険が適用されますか?

    自覚症状が出ている方は、保険が適用されます。また「再発抑制療法」などの再発を抑える治療にも、保険が適用される場合があります。自覚症状がない方や、保険の利用通知をご自宅、会社などに送付したくないといった方は、自費診療でも検査・治療を受けることが可能です。

INFORMATION

2022/9/30
10/10(月)は臨時休診日です。
2022/7/25
8/28(日)、31(水)は臨時休診日です。
2022/6/1
6月は月曜・日曜も診療しております。