中絶費用の平均はいくら?初期・中期別に内訳や負担を抑える方法を解説

Average Abortion

当院は、妊婦支援給付金(中絶手術・流産をされた方も対象)対応可能院です。

予期せぬ妊娠に直面し、中絶手術を検討されている方にとって、「費用がどのくらいかかるのか」は大きな不安要素の1つではないでしょうか。

本記事では、中絶費用の平均相場や費用の内訳、妊娠週数による変動について解説します。

あわせて、「妊婦のための支援給付金」や医療費控除など費用負担を軽減できる公的制度、費用が払えない場合の対処法まで、医師がくわしくお伝えします。

ページの監修医師

ページの監修医師加村和雄院長

池袋アイリス婦人科クリニック
加村和雄(かむらかずお)院長

1998年埼玉医科大学医学部卒業。病院やクリニックにて、日本産科婦人科学会専門医として研鑽を重ね、池袋アイリス婦人科クリニックを開院。

目次

中絶費用の平均・相場はどのくらい?

中絶費用の平均・相場のイメージ

一般的な初期中絶(妊娠12週未満)の費用相場は10万〜15万円程度、中期中絶(12週以降)は30万〜50万円程度とされています。

費用は医療機関ごとに異なりますが、妊娠週数によっておおよその相場があります。

以下では、初期中絶・中期中絶それぞれの費用の詳細を解説します。

初期中絶(妊娠12週未満)の費用について

初期中絶の費用相場は約10万〜15万円程度が一般的です。ただし、手術方法やクリニックの方針によって幅があります。

吸引法(MVA・EVA)を採用しているクリニックでは、やや費用が高くなる傾向がみられます。また、妊娠週数が進むほど費用が加算されるケースも少なくありません。

週数別の料金制を設けている医療機関もあるため、事前に確認しておくと安心です。

初期中絶は日帰り手術が基本となり、入院費用がかからない点が中期中絶との大きな違いといえます。

中期中絶(妊娠12週〜21週6日)の費用について

中期中絶の費用相場は、約30万〜50万円程度です。

中期中絶では子宮収縮剤を使用して陣痛を起こし、分娩する方法がとられます。

2〜3日程度の入院が必要になることが多く、入院費や処置費がかかるため、初期中絶と比べて費用が大幅に高くなります。

ただし、妊娠85日(約4カ月)以降の中絶の場合は「出産育児一時金」の申請が可能です。

  • 当クリニックでは初期中絶(妊娠11週6日まで)のみ対応しています。中期中絶には対応していません。

中絶費用の内訳|何にいくらかかる?

「中絶費用」として提示されている金額にどんな費用が含まれているかについては、医療機関によって異なります。

「思っていたより高かった」とならないよう、事前に費用の内訳を確認し、トータルの費用を把握しておくことが重要です。

中絶費用は、主に以下の項目で構成されています。

  • ・初診料・診察料(問診・超音波検査等)
  • ・術前検査費(血液検査・感染症検査等)
  • ・手術費用(術式・週数により異なる)
  • ・麻酔代(静脈麻酔が一般的)
  • ・術後薬代(子宮収縮剤・抗生剤等)
  • ・術後検診費
  • ・埋葬費など

クリニックによって、これらが手術費用に含まれている場合と別途請求される場合があります。費用を比較する際は、提示されている金額が「手術費用のみ」なのか「すべて込み」なのかを必ず確認しましょう。

当クリニックの中絶費用

池袋アイリス婦人科クリニックの中絶手術の費用は以下のとおりです。

10週未満の中絶手術 70,000円〜
MVAをご希望の場合 129,800円
術後検診・麻酔代・術後薬代・埋葬費 すべて無料

当クリニックでは、麻酔代・術後薬代・術後検診費・埋葬費はすべて手術費用に含まれており、追加費用はかかりません。
(※手術前の検査費10,000円、診断書料各15,000円などは別途)

また、「妊婦のための支援給付金」(最大10万円)を利用することで、自己負担額を大幅に軽減できます。

クレジットカード決済・分割払いにも対応していますので、費用面でお悩みの方もお気軽にご相談ください。

費用の詳細は、カウンセリング時にご説明します。

見落としやすい追加費用

中絶手術では、手術費用以外に以下のような追加費用が発生する場合もあります。

  • ・土日祝日の手術加算を設けているクリニックがある
  • ・即日手術の加算(当日検査から手術まで行う場合の追加費用)
  • ・前処置の費用(別途請求の場合あり)
  • ・診断書料(妊婦支援給付金申請用など)

クリニックのホームページや電話で確認し、総額でいくらかかるかを事前に把握しておくと安心です。

中絶費用が変わる要因

中絶費用が変わる要因のイメージ

中絶手術の費用は一律ではなく、「妊娠週数」「手術方法」など、いくつかの要因によって変動します。ここでは、費用に影響する2つのポイントを解説します。

妊娠週数

中絶費用にもっとも大きく影響するのが妊娠週数です。初期中絶の中でも、妊娠6〜7週と10〜11週では費用が異なるクリニックが少なくありません。

週数別の料金制を設けている医療機関もあり、妊娠週数が進むほど手術の難易度や母体への負担が増すため、費用も高くなる傾向があります。

さらに、妊娠12週を超えると中期中絶となり、入院や分娩処置が必要になるため、費用は大幅に上がります。

費用面からも、早めの受診・ご決断が負担軽減につながるといえるでしょう。

手術方法

手術方法によっても費用は異なります。

現在、初期中絶で用いられる主な術式は以下のとおりです。

  • ・吸引法(MVA・EVA):WHO(世界保健機関)が推奨する術式で、子宮への負担が少ないとされています
  • ・掻爬(そうは)法:従来から行われている術式です

吸引法、とくにMVA(手動真空吸引法)は使い捨ての専用器具を使用するため、掻爬法と比べてやや費用が高めに設定される傾向があります。

中絶費用は保険適用される?

中絶費用の保険適用のイメージ

「中絶手術に健康保険は使えるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、保険適用の可否について確認していきましょう。

初期中絶は原則保険適用外

人工妊娠中絶は自由診療にあたるため、健康保険は原則として適用されません。手術費用は全額自己負担となります。

ただし、術前検査で婦人科疾患(性感染症、子宮内膜症など)が見つかった場合、その治療には保険が適用される場合があります。

受診時は念のために保険証を持参しておくとよいでしょう。

保険適用になるケース

以下のケースでは、手術費用に健康保険が適用される場合があります。

  • ・稽留流産(子宮内で胎児が亡くなった状態)に対する手術は保険適用
  • ・母体の生命に危険が及ぶと医師が判断した場合

これらは「治療」として行われるため、保険診療の対象となります。ご自身のケースが該当するかどうかは、受診時に医師にご確認ください。

中絶費用の負担を軽減できる制度

中絶手術は自由診療のため費用が高額になりがちですが、負担を軽減できる公的制度がいくつかあります。主な制度は以下のとおりです。

制度名 概要 支給額/軽減内容 備考
妊婦のための支援給付金 2025年4月開始。人工妊娠中絶も対象。 最大10万円 医師による胎児心拍の確認が条件。診断書料は別途。
医療費控除 母体保護法に基づく中絶手術費用が対象。 所得税の還付/軽減 確定申告が必要。通院交通費も含まれる。領収書を保管。
出産育児一時金 妊娠85日(12週)以降の中絶で健康保険加入者に支給。 1児あたり50万円 中期中絶の場合のみ。(初期中絶は対象外)
性犯罪被害者向けの公費負担制度 性犯罪・性暴力による妊娠の場合。 全額公費負担の可能性 各都道府県のワンストップ支援センターに相談。
制度名 妊婦のための支援給付金
概要 2025年4月開始。人工妊娠中絶も対象。
支給額/軽減内容 最大10万円
備考 医師による胎児心拍の確認が条件。診断書料は別途。
制度名 医療費控除
概要 母体保護法に基づく中絶手術費用が対象。
支給額/軽減内容 所得税の還付/軽減
備考 確定申告が必要。通院交通費も含まれる。領収書を保管。
制度名 出産育児一時金
概要 妊娠85日(12週)以降の中絶で健康保険加入者に支給。
支給額/軽減内容 1児あたり50万円
備考 中期中絶の場合のみ。(初期中絶は対象外)
制度名 性犯罪被害者向けの公費負担制度
概要 性犯罪・性暴力による妊娠の場合。
支給額/軽減内容 全額公費負担の可能性
備考 各都道府県のワンストップ支援センターに相談。

当クリニックでは「妊婦のための支援給付金」の申請に必要な診断書の発行に対応しています。

制度の利用についてご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

中絶費用が払えないときの対処法

「費用が足りるか不安」「今すぐにまとまったお金を用意できない」など、中絶手術に関する経済的なお悩みは少なくありません。

しかし、費用負担を軽減するための公的制度や、お支払いの方法がいくつかあります。

費用面で不安を感じている方は、まずは以下のような対処法をご確認ください。

クレジットカードによる分割払い

多くのクリニックがクレジットカード決済に対応しています。分割払いやリボ払いを利用することで、月々の支払い額を抑えることが可能です。

当クリニックでもクレジットカード決済に対応していますので、一括でのお支払いが難しい場合もご安心ください。

妊婦支援給付金の活用

手術費用はいったん自己負担となりますが、「妊婦のための支援給付金」を活用することで、後から最大10万円の給付を受けられます。

当クリニックでは、申請に必要な診断書の発行に対応しています。

パートナーとの費用分担

妊娠はお二人に関わる問題です。費用の分担についてパートナーと話し合うことも選択肢として考えられます。

法的な費用分担の義務があるわけではありませんが、お互いの状況を踏まえて相談してみることも1つの方法です。

自治体の相談窓口に相談する

各市区町村の保健センターや福祉窓口では、生活や医療に関する相談支援を受けることができます。費用面で不安がある場合も、まずは相談してみましょう。

池袋アイリス婦人科クリニックの中絶手術について

池袋アイリス婦人科クリニックでは患者様のお気持ちに寄り添い、安心して中絶手術を受けられる環境を整えています。

特徴①:丁寧な診察・カウンセリング

中絶についてのご相談はとてもデリケートなものです。当クリニックでは、中絶を選択されることに対して叱ったりすることは一切ありません。患者様が後悔のないご決断をされるよう、親身にカウンセリングを行い、サポートします。

お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

特徴②:即日手術にも対応

お急ぎの方には即日手術にも対応しており、最短3時間程度で検査から手術まで完了します。

特徴③:妊婦支援給付金の申請に必要な診断書の発行に対応

当クリニックでは、自治体への給付金申請に必要な「妊婦給付認定用診断書」の発行に対応しています。

手術から給付金の申請手続きまで一貫してサポートしますので、くわしくは当クリニックの中絶手術ページをご覧ください。

まとめ

中絶費用の平均は、初期中絶(12週未満)で10万〜15万円程度、中期中絶(12週以降)で30万〜50万円程度とされています。

費用は自由診療のため医療機関ごとに異なりますが、手術費用だけでなく、検査費、麻酔代、術後検診費などの内訳も事前に確認することが重要です。

妊娠週数が進むほど費用は上がる傾向があるため、早めの受診・ご決断が費用負担の軽減にもつながります。また、「妊婦のための支援給付金」(最大10万円)や医療費控除など、公的な費用負担軽減制度を積極的に活用しましょう。

費用面でお悩みの方は、決して一人で抱え込まず、まずは当クリニックにご相談ください。

中絶費用のよくあるご質問

  • 中絶費用の平均はどのくらいですか?

    初期中絶(妊娠12週未満)の場合、一般的な費用相場は約10万〜15万円程度です。妊娠週数や手術方法、医療機関によって異なります。

    当クリニックでは10週未満の中絶手術を70,000円〜行っています。

  • 中絶費用に使える補助金はありますか?

    中絶費用そのものに直接使える補助金は原則ありませんが、2025年4月から開始された「妊婦のための支援給付金」(最大10万円)は、人工妊娠中絶をされた方も受給対象です。

    当クリニックでは申請に必要な診断書の発行に対応しています。

  • 費用が払えない場合はどうすればいいですか?

    当クリニックではクレジットカード決済(分割払い含む)に対応しています。また、妊婦支援給付金を活用することで後から最大10万円の給付を受けられます。

    費用面で不安がある方も、まずはお気軽にご相談ください。

  • 中絶費用は妊娠週数によって変わりますか?

    はい。一般的に妊娠週数が進むほど費用は高くなる傾向があります。とくに妊娠12週を超えると中期中絶となり、入院が必要になるため費用は約30万〜60万円と大幅に上がります。

    悩んでしまうのは当然ですが、一人で抱えず、早めの受診をおすすめしています。

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